Raspberry Piをセットアップする - 前編 -
はじめに
一台余っているRaspberry Piがあるのでセットアップする。
Raspberry Pi 3Bと3B+の違い。
ラズパイには3Bと3B+がある。
CPUは同じであるが、3B+のほうが0.2GHzUPの1.4GHz。
SoCもBCM2837からBGM2837B0。
LANは1000BASE-T対応など、3B+のほうがアップグレードされている。PoEにも対応しているらしい。
あと電源回りも少し変わっているらしい。
1.セットアップ
まず、SDカードにOSをインストールする。
ここからSDカードにOSを書き込むソフトを入手する。Download for Windows
をクリック
imager_X.X.X.exe
を開く。おそらくUACが出てくるので「はい」を押す。
インストールを選択。
Run Raspberry Pi Imager
にチェックを入れFinish
Choose OS
をクリックする。
私の場合、Ubuntuを使いたいのでOther general purpose OS
を選択。
Ubuntu
を選択。
Ubuntu 20.04 LTS
を選択。
Storage
のChoose Sto...
を選択。
使うSDカードを選択。
選択できたらWrite
を選択。
フォーマットしていいかと聞かれるのでYes
を選択。
書き込みが終わったらSDカードにアクセスする。
私の場合system-boot
だった。拡張子のないファイル[ssh]を作る。
Wifiを使う場合、network-config
を編集する。
1 | // This file contains a netplan-compatible configuration which cloud-init |
wifi-ssid
はwi-fiのssid、wifi-password
はwi-fiのpasswordをタイプ。
編集できたら取り出し、ラズパイに入れる。
しばらく待つと接続できるのでその間にTeraTermのセットアップ
2.TeraTermのインストール
TeraTermとは国産SSHクライアントである。SSHのクライアントといえばこれである。ダウンロードしてくる。
exeを選択。
またUACが出てくるので「はい」
日本語を選択する。
同意を選択。
デフォルトで問題ないと思う。TeraTerm Menuはチェックしておくと便利だ。
日本語を選択。
次へ
インストールをクリック。
今すぐTeraTermを実行するを選択し完了。
クリックし実行
for /l %i in (0,1,255) do ping -w 1 -n 1 192.168.1.%i
とタイプしエンター
文字が流れ出すので終了するまで待つ。192.168.1.%i
はLANに合わせて変更する。
終了したらarp -a
とタイプしエンター
b8-27
から始まるものがラズパイだ。
私の場合、192.168.1.18
だった。
先ほどインストールしたTeraTermに戻り、ホストを192.168.1.18
にする。
続行を選択。
ユーザーをubuntu
、パスフレーズもubuntu
にしてok
接続成功だ。
次にパスワードを変更する。Current password:
と聞かれているので、ubuntu
とタイプ。New password
と出てくるので自分で決めたパスワードをタイプ。Retype new password
と出てくるのでもう一度先ほどのパスワードをタイプ。
TeraTermが閉じてしまうので、先ほど通り、ホストは192.168.1.18
、ユーザーはubuntu
、パスフレーズは先ほど決めたパスワードを入力してokするとターミナルに戻ってこれる。
ひとまずはこの辺で終了だ。